賃貸住宅を探すコツ④ ~礼金
賃貸住宅に入居する際の費用として「礼金」というものがありますね。この「礼金」は地域的な慣習のようなもので、住宅が不足していた時代に大家さんに支払う入居できる“お礼”として支払っていたものの名残りと言われています。
首都圏では、最近こそ「礼金」が不要な賃貸住宅も増えてきているものの、特に人気のある物件などまだまだ「礼金」の必要な物件もあります。一方、大阪などでは「礼金」の慣習がないため、「礼金」自体がなく、その代わり「保証金の償却」あるいは「敷き引き」という慣習があり、たとえば、家賃4ヶ月分の保証金を預けて2か月は償却(返ってこない)という具合になる物件があります。
さて、一見、本当に必要かと思える「礼金」については、皆さんできれば支払いたくないですよね。もし、気に入った物件の入居条件として「礼金」が必要な場合は、諦めて支払うしかないのでしょうか。
ここで是非、諦める前にもう一度同じ物件情報を他の不動産会社が出していないか確認してみてみましょう。
実は、物件によっては仲介する不動産会社に「礼金」の金額(月数)を任せている物件があり、全く同じ物件でも“礼金2か月”と掲載されている不動産会社がある一方、“礼金1か月”、“礼金なし”と掲載されている不動産会社もあるからです。
これは、入居者から支払ってもらった「礼金」分を大家さんから不動産会社が広告料などの名目でもらう約束になっている物件があるため。「礼金」を高く設定して収入を増やしたいと考えるか、そうでないかで「礼金」の設定が異なってくることになります。
もちろん、こういった約束がなく、「礼金」が必要になる物件がほとんどです。しかし、物件の中には実際にこうした「礼金」の条件が異なっている物件が存在することを知っていれば、もう一度物件情報を確認することができます。運良く、全く同じ物件で「礼金」の金額が安い物件が見つかれば、それだけで万単位となる賃料の1か月分が節約できることになります。
是非、気に入った物件に「礼金」が必要な場合は、ダメ元でも同じ物件で条件の違う情報が出ていないか確認してみてください。
もちろん、弊社にご連絡いただければ、「礼金」の要不要をお調べして、最低(皆様にとっては最良)の条件でご案内させていただきます。
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