住宅選びのコツ② ~再販物件

住宅選びのコツ② ~再販物件

 マンション、一戸建てとも中古物件を選ぶメリットとして最も大きなものは、「価格」でしょう。同じような立地、規模であれば、新築と比べて確実に安い。ただし、その分“建物”や“設備”については古く、新築物件の持つ洗練さや先進性は望みにくいもの。

 そうした中古物件の難点である“使用感”や“設備の古さ”を払しょくして、購入しやすくした「再販物件」が人気となっており、以前に比べて物件数も増えています。

 ちなみに、「再販物件」とは、不動産会社などが個人の所有者から住宅を買い取り、一定のリフォームを施してあらためて市場で販売(再販)している物件のこと。一戸建てよりもマンションで多く、物件によってはフルリフォームされて室内はほぼ新築と変わらないものまであります。

 さて、この「再販物件」のメリットとデメリットについてお話しましょう。


再販物件のメリット

 再販物件のメリットは、すでにリフォーム済みなので、なんといっても手間がかからず内装は新築同様の住宅を購入できることです。自分で普通の中古住宅を購入して、手間と費用をかけてリフォームするよりも、すぐに入居できる(時間と打ち合わせの手間の削減ができる)うえ、実質リフォーム代も住宅ローンを利用できる(リフォームローンよりも安い金利でローンを利用できる)というメリットもあります。


再販物件のデメリット

 再販物件のデメリットは、価格が新築よりは安いものの、ほぼ同水準の中古物件に比べると、少なくとも数百万円は高くなります。これを手間賃(再販業者の原価と利益)と考えれば、おかしくないのですが、再販物件の中には明らかに高すぎるものも混じっています。例えば、1970年代前半の物件がリフォーム後とはいえ、再販価格が2000年代と同じ水準というものもあり、当然同水準の新築よりは安いですが、これは建物本体のことを考えると高すぎです。

 もう一つ。デメリットではありませんが、せっかくリフォームするなら自分の好きな間取りや設備(キッチンやバスなど)にしたいという方にとっては、建売住宅と同じでその分お金がかかる(価格が高い)のに、自由にできないという点は否めません。

 もし、住宅購入に際して「再販物件」の購入を検討している方は、その物件の“築年”と“価格のバランス”に注意して検討することをお勧めします。検討の方法としては、築年以外(立地や面積、階高など)はほぼ同じ築年の新しい物件と価格を比較することです。


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