賃貸住宅を探すコツ⑩ ~ロフト

賃貸住宅を探すコツ⑩ ~ロフト


 賃貸住宅、特にワンルームや1Kといった単身向けのアパートの間取りでよく見かけるのが「ロフト」です。今日はこのロフトのお話です。


 まず、ロフトとは、簡単に言ってしまうと「屋根裏部屋」のことです。ロフトは天井を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースの部分をさします。使い方は自由なので、収納はもちろん、一戸建ての広いロフトなら、書斎やアトリエ、子供部屋に利用することもできますし、ワンルームや1Kだとベッドルームや収納、書斎のような使い方が多いようです。

 また、高さ1.4m以下の屋根裏部屋(ロフト)は建築基準法では、延床面積にカウントされないので、建築できる建物の面積に制約がある中で空間を有効活用できるというメリットがあり、敷地の狭い住宅やアパートでよく採用されています。 


 ロフトといえば、ワンルームならキッチンやバス・トイレの上部に設置され、居室から梯子や階段で上がっていくタイプが一般的。少し珍しいものでは、特に1階の部屋に採用され、数は少ないですが、居室の下に床下部屋のようなロフトもあります。床下タイプのロフトは、比較的“音”を気にしなくていいため、楽器やAV音響を趣味とする方に人気があります。


 同じロフトでも高さが低いもの、ロフトの天井がそのまま屋根の形状に合わせて斜めになっているものなど千差万別です。しかし、間取図は上から見た平面図なので、こうしたロフトの形状はよくわかりません。中には図面上、一見広く見えるものの、実際には天井がひどく斜めで使い勝手の悪いロフトもあります。どんな場合もそうですが、ロフトについても現地を実際に見て確認しておきましょう。


 さて、ロフトがあると実際の部屋の広さ以上に広く感じますが、前述のように本来は延床面積にカウントすることができないため、賃貸住宅の募集広告などではロフトの面積は除いて表示しなければならないことになっています。

 ところが、賃貸住宅の募集広告を見ていると、ロフトの面積まで含んだ面積で募集している物件が出ていることがあります。たとえば、洋室5.3畳で浴室とトイレが一体のユニットバス(いわゆる3点ユニット)のワンルームなのに、部屋の面積が20㎡となっている場合、ロフトの面積が含まれていると考えられます。通常、このような造りのワンルームなら部屋の面積は15㎡前後だからです。こうした物件表示をしている不動産会社は、知らずにそうしているのか、わざと勘違いするようにしているのかはわかりませんが、いずれにしても借りる際にはちょっと気を付けた方がいいようです。



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