賃貸住宅を探すコツ⑫ ~採寸


賃貸住宅を探すコツ⑫ ~採寸


採寸はいつできるのか?

  賃貸住宅を検討しているとき、意外と忘れがちなことが「採寸」です。今使っている棚、机、テーブル、冷蔵庫、洗濯機、TVなどをそのまま次の新居で使うなら、採寸は欠かせません。ところが、新しい家を決めてから家具や冷蔵庫、洗濯機などが入らず、新しく買う羽目になったという方も少なくありません。

 そこで、今回は「いつ採寸できるか(するか)」というお話です。 通常、賃貸住宅で採寸できるタイミングは以下です。


1)物件を案内してもらうとき(最初)


2)最後に中を見て決めたいという状況のとき(申し込み前)


3)正式な申し込みをして入居審査がOKになったとき(契約・入居前)


一般的には、鍵を受け取る前までは部屋に入るには、不動産会社の担当者などの立ち会いが必要になります。勝手に入られて、トイレなどを使われたり、何か設備や付属品を壊されては困るからです。しかも、まだその部屋を借りるかどうかわからない人のために、“採寸だけ”の立ち会いをしてくれる不動産会社はかなり良心的なところだけですから、部屋を決める前に採寸できる機会は限られています。

 そうすると、正式に鍵を受け取る(契約または入金)前では、この3回が限られた“採寸”のチャンスとなります。

 この中でも1)の「最初の物件案内」のタイミングで採寸を行うことをおすすめします。 最初の案内は必ず訪れる機会なので、間違いありません。


 次の機会が、2)のこの物件にするか悩んでいるタイミングです。不動産会社の担当も、“採寸”してOKなら、この部屋に決めるというのであれば、採寸に協力してくれます。ただし、このタイミングで寸法が合わず、もし、断るときは、お気に入りの家具がどうしても入らない等きちんとなぜNGかを話してください。


 最後の機会は、3)の申し込み後、入居審査がOKになったときです。このときはもう「入居者(契約予定者)」なので、“採寸”の協力はしてもらえます。しかし、この段階では入居を決めてしまっているので、万一、使う予定だった家具などが入らなくても後戻りできません。


 以上から、2)は断るのが面倒になりますし、3)ではもう寸法を理由に断れません。したがって、何も面倒なことがなく、断りやすい最初の物件案内のときに“採寸”するのがベストということになります。


採寸に必要なものは?

 採寸にあたっては、①メジャー、②筆記用具、③間取り図、④自分が持ち込みたいものの寸法をメモしたもの、があるといいでしょう。

 ①から③は必須。③は不動産会社からもらった間取り図でOK。④はその場でイメージを確認できるので、あらかじめ持ち込みたい家具や家電の寸法を測っておくものですが、用意できればでいいでしょう。


どこを測ればいいのか

 「どこを測ればいいのか」は、「何をその部屋に置く(持っていく)のか」がポイントです。そこで、 ・今持っているもので新居に持っていきたいもの ・新しく買いたいもの をリスト化して“寸法”を測ってメモをしましょう。前述の④のメモがこのメモです。

特に、大きいものや必需品は必ず入るか(置けるか)“採寸”が必要です。

例えば次のようなところを測っておきましょう。

・ベッド   …長さ・幅

・冷蔵庫   …幅・奥行・高さ

・洗濯機   …幅・奥行・高さ

・棚、タンス …高さ・幅

・机     …奥行・幅

・窓     …カーテンレールまでの高さ・幅(カーテンのサイズ)

・TV    …高さ・幅・奥行・コードの長さ(コンセントに届くか)


“採寸”時の注意点

 部屋には必ず凹凸があります。特に、高さには注意が必要です。たとえば、天井にある梁(はり)やダクト(配管)の出っ張りは高さのある家具が入らない原因になります。

 出っ張りのどこを基準にすればいいか微妙な場合は、必ず最も小さい(幅の狭い、高さの低い)ところを基準にして測っておきましょう。



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