住宅選びのコツ④ ~周辺環境


住宅選びのコツ④ ~周辺環境

 住宅購入の際、間取りや設備など建物の中はよく見ても、意外と見落としがちなのが「周辺環境」です。住み始めてから周辺環境の難点に気付いても遅いかもしれません。そこで、今回は周辺環境のチェックポイントについてのお話。



 周辺環境の見落としやすいポイントは?


(1)昼と夜、平日と休日の違い

 周辺環境は「昼と夜」「平日と休日」など時間帯によって、その状況が変わります。物件の案内は通常、昼間ですし、平日よりは休日というケースが多くなります。つまり、物件見学では多くの方が、休日の昼間を見ています。では、その物件周辺の平日や夜間はどうなっているのでしょう。例えば、購入前に物件を休日の昼間に見たときは分からなかったが、実際に住んでみたら、物件前の道路が幹線道路の抜け道で、平日の朝と夜は車の往来で危険を感じるほどだった。他にも昼間は気が付かなかったが、平日の夜は近くにカラオケスナックがあって夜中までうるさい。など一度見ただけでは、分からない周辺事情が潜んでいることがあります。

 そこで、可能であれば、何度か時間帯を変えて気になる物件の周辺環境をチェックすることをおすすめします。


(2)物件までの表示時間と体感時間

 不動産の「徒歩〇分」という時間表示は基本的に地図上で測った最短の道のりを80m1分に換算して表示したものです。たとえば、駅と物件の途中に、踏切がありその踏切がなかなか開かない、幹線道路があり信号を渡るのに時間がかかる、急な坂道で登りは時間がかかるといった要素は全く考慮されていません。さらに、1分間に80mというのも結構早く、女性や子供、お年寄りなどの歩く速さでは、表示の時間で歩くのは難しいでしょう。従って、表示時間より実際に歩くと時間がかかると考えておくべきです。

 また、同様に交通アクセスとして表示されている最寄駅から主要駅(東京、横浜など)までの所要時間も最短時間で表示されています。特に通勤時間帯は所要時間が増えます。これらを踏まえて、できれば、現地から通勤経路を一度体感してみるいいでしょう。


(3)生活利便施設

 不動産の広告などでは、スーパーや郵便局、銀行といった周辺の利便施設までの距離や所要時間をパンフレットなどでインフォメーションとして掲載していますが、中古物件の場合はそうした情報が掲載されていないケースがほとんどです。

 こうした情報の有無にかかわらず実際に自分で調べることをおすすめします。その際、スーパーやコンビニなどはチェックされる方も多いのですが、忘れがちなものもあるので、いくつかピックアップしてみましょう。


(ア)病院

   小児科、眼科、耳鼻科、産婦人科など必要な診療科目が近くにあるか

   子どものいる世帯では、小児科、耳鼻咽喉科は近い方がよい

(イ)銀行

   普段使っている銀行の支店やATMが近くにあるか

(ウ)ドラックストア

   近くにないと意外と不便を感じるものです

(エ)パン屋さん

   パン食が中心な方は要チェック

(オ)郵便局

   近くにないと意外と不便を感じる施設です


(4)教育施設

 子どものいる世帯、将来子どもがほしい世帯にとっては、子どもの教育関連施設は重要です。検討している物件の市区町村の状況は確認しておきたいものです。


(ア)学校

   小中学校の学区(物件はどの学区か)、学童保育の有無、学校の評判など

(イ)保育園

   周辺保育園の待機児童の状況、評判など

(ウ)塾等

   一応周辺の学習塾についても見ておいた方がいいでしょう


 周辺環境は自分の好きな時間に何回でもチェックできる 購入前、建物の中を見るのはなかなか大変なケースもあり、そう何度も見られるものではありませんが、物件の周辺環境は自分の都合で何回でもチェックすることができます。ところが、周辺環境をチェックするために何度も現地を訪れる方はあまり多くはありません。自宅は人生最大の買い物とも言われ、高額な買い物です。やはりできれば、何回か時間帯や曜日を変えて周辺環境をチェックすることをおすすめします。



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